GONGMAISON / GLASTONBURY FESTIVAL 1989(英 GAS RECORDS AGAS004CD)
DAEVID ALLEN(ac-g,gliss-g,vo)
GRAHAM CLARK(vln)
SHAMAL MAITRA(tablas,perc,el-ds)
DIDIER MALHERBE(sax,fl)
WANDANA(hermonium,vo)
HARRY WILLIAMSON(kb,g,vo)GONGMAISONのライヴＣＤ。この時期のGONG MAISONはかなり異なったタイプの音が共存しているように感じる。まずWILLIAMSONのシンセ類やエレクトリック・ドラムをフィーチュアした曲。 TIM BLAKEのようなピコピコ音ではなく、今風のエレクトリック・ポップに使われるような音なのが面白い。それから、トラッドを数多く取り上げているのも特徴的。これに"FLYING TEAPOT"や"YOU AM I"のようなゴング・クラシックも加わるので、一見するとバラバラな指向性のようにも見えてしまうところが逆に面白い。
この後、WANDANAとWILLIAMSONが抜けて再結成ゴングに至るわけだが、その間の方向性を模索している貴重なドキュメント、と言えるかもしれない。
寸劇ぽい"PEOPLE POEM"は音だけ聴いてもよくわからない。ビデオで見たいところ。 "TITICACA"は"LIVE AT SHEFIELD"収録のテイクと同じようである。