FARMERS MARKET2005/4/10 新宿PIT-INN
続く２日目。この日は13:30演奏開始というデーゲーム。前回も２公演目は昼間でしたが、この時は前日とは一転まったりムードでした。果して今回は。
ステージセットは前日とほぼ同様ですが、Steinのギター回りのセッティングが変わっており、前日はレスリーの前に置いてあったギター専用のアンプが姿を消し、足元に前回来日時に使用していた切替スイッチが復活（前日、開場押しの原因となったトラブル要因はこれだったのか？）。ギターの音はレスリーの上に置いてあったPEAVEYのアンプでペダルスティールとともに鳴らされます。
１．KYRILLISK BODDEL 〜１１拍子づくしメドレー
２．KIND OF BLUES include ラストクリスマス
３．NEW SMESENO
４．ペダルスティール＋ Nilsの歌
５．カヴァルソロ 〜 JOG TROT
６．高速７拍子の曲（前回初日１曲目にやった曲）
７．RAMADAN'S SLOW SONG & DANCE 〜 メドレー後半部分
８．ペダルスティールによるインスト
（アンコール）
９．SWING IT BABY（客席からリクエスト R&B？）
１０．GANKINO HORO
演奏前にSteinから衝撃の発言が。「メンバーが誰も曲名を覚えていないので、口三味線でどの曲をやるか指示するんだ。で、最初の曲は「タッタッタッタラー」だ（笑）」....なんだか必死でセットリストを書いてるのが虚しくなってきたなあ(^_^;)。１は前回２公演めにやった、００７のテーマを思わせる５拍子の曲から、１を挟んでおなじみのTAKE 11からさくらさくら、スパイ大作戦、バッハ等々なんでも１１拍子化してのメドレー。ここまでくるともう笑っちゃうしかないです(^_^;)。２の中間部ではこれもおなじみ？ Steinの歌うラストクリスマスを挟みます。３はSteinはギターを演奏。４はハワイアン／カントリー風のまったりした演奏。Steinも演奏しながら寝た振り(^_^;)。５ではSteinが観客に手拍子を取らせます。ゆっくりめのテンポですが９拍子の曲の手拍子をやらせちゃうのは凄い。６も過去の公演で毎回演奏してる曲ですが、いまだにタイトルが分かりません(^_^;)。７はテンポアップした後半部分からそのままスカ／ファンク風の曲を主体にしたメドレーに突入。Trifonovはサックスの吹き口を外してアヒルの声のような音を出します。８はペダルスティールを使ったインスト。クラシカルな曲ですがペダルスティールの音色のためまったり度が非常に高いです。しかもこれが本編ラスト(^_^;)。ここでもNilsのフレット型コントローラが登場。前日のように操作が上手くいかずに慌てる場面はありませんでしたが、それでも出てくる音はやっぱり間抜け(^_^;)。アンコールでは客席からリクエストを募りましたが、演奏した曲はほんとにそれか？ と思っちゃうような高速ナンバー。終盤のNilsの歌パートでSteinは、プラグを抜いたギターを持って客席へ移動し、生音でブルージーなソロを弾きます。ここでも客席に歌わせるパフォーマンスも、やや不発気味。２度目のアンコールは１０でさくっと終了。
やっぱり２日目の昼の部はまったり度が高めでした。予想通り２日目は大幅にセットを変えてきましたが、これは外さないだろうと思っていた"TALES OF THE UNEXPECTED"や"SOME FAG RAG"なども抜いて来るとは思いませんでした。やっぱりこのバンドは全公演見ないとダメですね。