高円寺百景
2018/10/26 新宿Nine Spices
高円寺百景のワンマンライヴです。この日は新アルバム”Dhorimviskha”の、米スキングラフト・レーベルからリリースされたアナログLP発売記念。これは事前にクラウドファンディングで資金を募って制作されましたが、この日のライヴに日本から出資した5人(メンバーの小森を含む)が全員来ていました。客席はオールスタンディング。ワンマンでも椅子席ありのライヴが続いていたのでちょっと油断してました。しかもここはGOODMAN等と異なり柵がないため、ステージが近いのはいいですが長時間見るのは結構キツいです(^_^;)。
ステージ並び、楽器構成は6月のライヴとほぼ同じ。AHはこの日もショルダーキーボードは使わずiPod使用でしたが、この日は小型キーボードを接続して使用。小森はソプラノサックスのみ。スタンドマイクと吹き出し口に付けた小型マイクで音を拾っています。坂元のエフェクターはファズ系の2台。小金丸は緑のストラトのみを使用。エフェクターは前回と同じか。吉田は２タム1フロア+高チューニングのセカンドスネアを使用。
１．Becttem Pollt
２．Vleztemtraiv
３．Phlessttighas
４．Ddjebelaki Zomn
５．Grembo Zavia
６．Rissenddo Rraimb
（休憩）
７．Axall Hasck
８．Levhorm
９．Rattims Friezz
１０．Palbeth Tissilaq
１１．Dhorimviskha
１２．Wammilica Iffirom
（アンコール）
１３．Angherr Shisspa
１４．Sunna Zarioki
演奏曲数は6月のライヴと同じ。新アルバムからは前回と同じ6曲。やはり今回も”Zjindhaiq”は演奏されず今回は初めて生で聴けると思ったんですが...。旧作からは”Nivraym”と”Fettim Paillu”が抜けて代わりに7と12が追加に。
この日の会場はステージの横幅が狭く、メンバーの配置が密集しています。私は大体ステージ向かって左よりで見ることが多いんですが、これまでよりもギターの音がぐっと前面に出て来ている印象です。ステージが近いのでPAのみ出力のキーボードが弱いかと思っていたら意外と良く聴こえていました。これは矢吹側のモニターからかなり大きな音で自分の音を出していたための模様。まああのぐらいじゃないと自分の音聞こえないよね。旧曲ではこの日追加された7と12で特にギターの印象が強まった感じです。12は元々ギター抜きの曲だっただけにかなり新鮮味がアップ。6では前述の通りAhがキーボードを演奏。最初はテーブルに置いて弾いていましたが最終的にはやはり手で持って演奏。しかもiPadとの間のケーブルが短いため見ていて結構危なっかしい(^_^;)。これなら最初からショルダーキーボードにするか、せめて長いケーブルにして欲しいところ。10は前回初演時は序盤ダラブッカを使っていましたが、この日はドラムセットで演奏。これでエスノ色はちょっと減ってジャズぽい色が増した感じに。アンコールは異例の2曲。というか13は本セットで演奏する予定なのを飛ばしたのではという気も(^_^;)。14はいつものようにコール＆レスポンスで盛り上がりますが、せっかくだから次回ライヴ時は歌えるようにフライヤーに歌詞を書いておこうという話に。果たして実現するでしょうか。
その次回ライヴは来年3月(対バンありかも)、そして5月に某海外フェス出演を含むツアーという話があって、その後に凱旋公演を入れたいとの事でした。久々の海外ツアーという事で土産話も楽しみです。
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