MAGMA

2019/9/22　大阪サンケイホール・ブリーゼ
ツアー最終日の大阪公演です。この会場は初めて来ましたが客席配置がゆったりとしていて観客的には見やすい会場です。ただし客席で飲食できないのはマイナス。特に飲み物は長時間ライヴなので飲みたいところ。

ステージ配置は東京公演と同じ。

１．Kohntarkosz
２．Theusz Hamtaahk / Wurdah Ïtah / Mekanïk destruktïw kommandöh
（アンコール）
３．De Futura

過去の来日公演では2005年を除いてすべて複数日公演でも同一プログラムだったので、今回もそうだろうと思って油断していましたが、登場時の様子がちょっとおかしい。女声陣がおらず、Hervéがステージ前にスタンバっています。そしてHervéの口から"Hamatai!"というコールとともに１がスタート。これはさすがに意表を突かれました。この曲は前回2016？年の来日時にもやっており、今回はセットから外れる可能性が高いとみていただけに驚き。あとで聞いた話だと、元々この曲をやる予定ではなく、事情があって急きょ変更されたらしいとの事。どんな事情かまでは聞けませんでしたが...。ともあれ、２日続けて見た人にとってはちょっとしたボーナスといった感じでした。この曲だったこともあってか、前日はあまり暴れどころのなかったBussonnetはゴリゴリ度高めの音で要所で暴れていたのが面白かった。この曲でもギターソロを中心にしたインストパートがありますがRudyは前日同様派手に弾きまくっていました。２とアンコールは前日と同じ。この会場、音的には標準的なホールの音質といった感じで可も不可もなし。というか初日・２日目の音が異常に良かったのでこれに比べるのは酷というものかもしれません。さすがにツアー最終日ということもありChristianはちょっと疲れ気味か。これまでのライヴでは意図的にアンサンブルをかき乱すような演奏を入れることが目立ちましたが、この日は明らかに決め所を外したり、終盤ごろにはパワーダウンしてしまう場面も見られました。バンド全体の音に大きく影響を与えるほどではなかったですが、ちょっと気になりました。まあChristianも御年７１歳なので...。

というわけで今回のツアーは終了。次回の来日では今回果たせなかったZëssの完全版の演奏に期待したいところです。管弦は抜きでいいので、Morganだけでも入ってやってほしいのですが...。

GO TO INDEX

TAKE's Home Page