山本精一
2022/2/18 日の出町・試聴室その3
「山本精一 セルフィー、レコ発ライブ(エレキ弾き語り)」 と題されたライヴです。2日前のUFO CLUBと関東では続けての歌ものソロという事で、選曲がどうなるかが注目です。
山本は黒ストラトを使用。エフェクターのセッティングは2日前と同じ。アンプを2台使用してディレイをステレオ化しているのも同じ。異なる点はMacBookが用意されている点。ギターは入力されず出力がPAに出ているのみで、バックトラックに使用すると予想されます。
1.windmill
2.selfy
3.朝うたう夜のうた
4.Jargon
5.ハッピーバースデー
6.Simon
7.カヌー
8.フレア
9.FUTURE SOUL
(アンコール)
10.不明のバラッド
11.足りないもの
selfyからはインタールード的なFour Waves以外の全曲を演奏。レコ発らしい選曲です。弾き語りではちょっと珍しい4や7、9なんかが聴けるのも嬉しいところです。MacBookは9のバックトラックで使用。この曲はさすがにこの形態でないと難しいでしょう。この日は山本はいつものフラット唱法というよりかなりエモ度が高かったように感じます。1曲目終わったところでヴォーカルの音量を上げるよう求めていたのもその表れかも。selfy収録曲以外ではいずれも羅針盤曲の3、10、11の3曲を演奏。特に10は最近バンド形態でも取り上げられるようになりましたが、この日の演奏はいつものダウナーな感じではなくかなりアッパーなギタープレイと共に歌われます。この曲がアルバム福音でリリースされる前の、チャイナが在籍していた2000年代前半のライヴでこんな感じのアグレッシブなヴァージョンで演奏していたのが強烈に印象に残っているので、この日の演奏には個人的にかなりキました。いやあこんな事があるから山本のライヴには可能な限り全部足を運んでおきたいんですよね…。演奏はアンコール含めノンストップで約90分。
こういう状況ではありますが山本の関東でのライヴも少しずつ増えてきているのが嬉しいところです。さて来月予定されている「ギター解体新書」と銘打たれたライヴは、比喩的表現ではなくホントにギターを解体するんだとか。色々な意味で大丈夫でしょうか…(^_^;)。
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