磨崖仏変人フェスティバル95/7/12 高円寺SHOWBOAT
磨崖仏変人フェスティヴァルと銘打ったイヴェントです（最初、新人フェスだったんだよね (^_^;)）。フロアの前半分が椅子で後ろ半分が立ち見席になっています。
開演前に、会場で「吉田製麺謹製・卵麺 限定２０食 \200」というのが売ってました。
♪ 赤天（吉田達也ds,津山篤b）
ＣＤの曲を中心に、「昨日８割方録って、明日には完成する」という新アルバム（ホントに出るのか？(^_^;)）からの曲も交えて２０分ちょい。ルインズに関西風いーかげんな雰囲気を加えた、でもＣＤよりははるかにちゃんとした(^_^;)演奏でした。最後の「マハビシュヌ」は、勝井＆田畑が加わって演奏。もっといい加減な感じかと思ったけど、予想以上に楽しめました。
♪ 是巨人（吉田達也ds,宮野達哉b,田畑マラg）
....というバンド名だそうです(^_^;)。話によると、ディス・ヒートとジェントル・ジャイアントから取ったとか（ホントか？）。いきなりファンク風の演奏で、ちょっと驚きましたが、中盤はちょっと一本調子かな、という感じ。まぁ、リハ２回で初ライブですからねぇ。ユニオンバンドの晴れ舞台？ とあって、竹川店長が最前列に来て「写るんです」で写真を撮っていました(^_^;)。
ここから、セッティングの合間に津山のワンマンショー(^_^;)。最初はアコギをかかえて、ノーマイクで「甘いラヴソング（本人談）」を披露しました。津山と山本精一による「東京のミュージシャン・アホ化計画」が進行しているそうで、現在の標的は吉田。次は勝井で、最終目標は灰野とラリーズの水谷だそうです(^_^;)。壮大な計画じゃ(^_^;)。
♪ ZUBIZUBA（吉田達也,柴崎幸史,広池敦vo）
噂のズビズバ、初めて見ました。吉田は前回のライヴで使用していたスネアも使わず、声とハンドクラッピングだけの演奏です。マンハッタンならぬ「高円寺トランスファー」という感じですね。面白かったのは３人が少しずつ拍の数を変えて歌い、最後にはぴたっと合うという、まるでDISCIPLINEクリムゾンのような曲。でも途中で間違えて合わなくなってしまい、最後は強引に合わせて終わらせたそうです(^_^;)。
津山ワンマンショー第２弾は「世界の民族音楽」。各地の民族音楽を実に適当に歌います(^_^;)。最後はリクエスト大会となり、「ブータン」「高円寺（これをリクエストしたのは私(^_^;)）」などの民謡を適当にでっち上げて歌っていました(^_^;)。
♪ 大山脈Ｘ（吉田達也b,安紀vo,kb,勝井祐二vln,城戸弘二ds）
法大でのライヴはややテンション低かった大山脈ですが、今回は非常に良かったです。ものすごいテンション。やっぱり小屋の大きさが影響しちゃうのかな。毎回変わる導入部ですが、今回はインプロぽく入ってきました。本当ならこれがメインだと思ったんですけどねぇ。
津山の最後のステージは、マイク付きで中島みゆきとユーミンをアカペラで歌います。合間に入る「んなことわしゃ知るかい」などの合いの手がおかしいです(^_^;)。
♪ 津吉＆城（吉田達也b,城戸弘二g,津山篤ds）
で、なんとこれがメインです。噂のイメージプログレ(^_^;)。「ベース：ヤニック・トップ、ギター：リチャード・トンプソン、そしてドラムは、フリオ・キリコだぁ！」という津山のＭＣでスタート。吉田のベースの弦が前のステージで切れてしまい、宮野のフレットレスを借りたので、余計ヤニック・トップぽいです。一応プログレのカバーが中心のようですが、ぐちゃぐちゃなのでよくわからん(^_^;)。冒頭の太陽と戦慄パート２、途中のスターレス、最後の２１世紀の精神異常者はわかりましたが、終演後マーキーの松本氏に聞いた所によると原子心母もやってたそうです。全然わからなかったぞぉ(^_^;)。私は面白かったけど、プログレ知らない人は聴いててどう思ったんでしょうねぇ。
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