COBRA高良部隊95/7/16 渋谷LA MAMA
COBRA高良久美子部隊。客席にはアルタードの内橋、サーファーズの本木等の顔も見られました。
さて、この日の参加者は以下の通り。
EMI ELEONOLA(vo,piano)、おおたか静流(vo)、大友良英(Turntable)、坂本弘道(cello)、高良久美子(vibraphone,perc)、殿岡滋郎(guitar)、ナスノミツル(bass)、古田正幸(horn)、ボブ・ザング(reeds)、八木美知代(koto)、芳垣安洋(drums)、ライオン・メリー(keyboards)
プロンプター：巻上公一
このメンツだと、どうしたってEMIが目立ってしまいますね(^_^;)。一人だけ「オ〜〜イェ〜」ノリなのがおかしい(^_^;)。あと意外にウケていたのが古田。えんび服を着た、ちょっと太めの眼鏡のお兄さんという感じのルックスなんですが、パーカッションを持って変なヴォイス出すわ、EMIのダンシング・コーナーになると出てきてむちゃくちゃなダンスするわで、もう爆笑の連続でした。あと意外なショーマンぶりを見せたのが坂本。チェロを横に抱えてのフォーク弾き語りにチェロをかき鳴らしながら「ワイルドで行こう」を歌う、ナスノとのベースデュオ？(^_^;)など、なかなか楽しかったです。噂のモーターも見ることが出来ました (^_^)。他にもEMIに指名されて情けないポーズを取らされて、苦笑しきりの大友なども見所でした。
高良本人はあんまり目立ってなかったかな。典型的な譜面型の高良が即興性のあるCOBRAでどういうプレイをするか気になっていたんですけどね。でも大友・古田・ライオンらがパーカッションを兼任する場面があったのは、多少高良部隊らしかったかな。あと、マリンバでTUBULAR BELLSのフレーズを弾く場面もありました。
なんかウケたとかそういう話ばかりで音の話が出ませんね(^_^;)。アルタードのリズムセクションの２人はさすがにタイトかつ柔軟性のあるプレイで、全体を引き締めていました。それから凄かったのが琴の八木。琴をスティックでぶっ叩く、プラスチックの板でスクラッチする、すりこぎのような棒をガリガリとこすりつける、等々凄いプレイの連続で、しまいには弦は切れるわ音程を決める駒はふっとぶわで、すさまじい状況でした(^_^;)。この方、ルックスもいいし、アルタードと共演するという話もあるようなので、要注目ですね。
アンコールは全員引っ込まずに、そのまま行なわれました。大人数だし、おおたかが足にけがをしていたようなので、賢明な処置だったかな。最後は巻上もステージに登って、ヴォイスを披露してエンディングとなりました。
GO TO INDEX