BONDAGE FRUIT95/7/18 高円寺SHOWBOAT
ボンデージ・フルーツのワンマンライヴです。昨年１１月、今年６月と２回観ましたが、ワンマンは初めてです。
セットリストは以下の通り。
１．モビル
２．コーカスレース
３．子供のトロッコ
４．大地の子
（休憩）
５．スクリーン・ゲーム
６．ゲルコロイド
７．パレード
８．架空の魚
９．金属の胎児
（アンコール）
１０．Ｔ−ＲＥＸ毎回お楽しみの女性陣の衣装は、さががスカートとレース地のブラウスで白一色、安紀は何と青ラメのチャイナドレスでした(^_^;)。高良のドレッド風かつら＆帽子はもう定着したようですね。
さすがにワンマンということで、どの曲もソロパートを思いきり長く取って、たっぷり聴かせてくれました。特にインプロ風で始まり、終盤にアコギのリフが入るまでこの曲と判らなかった架空の魚や、さがのパートが終わったのになかなかヴァイオリンソロが始まらなくて、いったいどうしたんだろうと思ってたら最後は凄い盛り上がりになった金属の胎児（要するに、タメていたんですね(^_^;)）など、聴きどころ満載でした。
音も非常にバランス良かったですね。ボンフルというと、強力な上物がワーッと来て、それにリズムが続くという印象だったんですが、今日は大坪のコントラバスが締まって聴こえたせいか、リズムと上物が互角という印象でした。あと、普段は他の楽器の大音量にマスクされがちな高良のヴィブラフォンがかなり良く聴こえていました。聴こえすぎ、という声もあったくらい(^_^;)。
以前はエレクトリック・ギターで演奏していたというパレードですが、今回はアコースティック・ギターによる演奏でした。どことなく、さがユニットでの演奏を思い出す雰囲気で、なかなか面白いですね。
セットリストを見ておわかりのように、ボンフルの代表曲とも言えるオクトパス・コマンドが演奏されていません。「ボンフル・ウォッチャー」のＴ氏に聞いても、この曲をやらなかったライヴは以前は無かったという事です。で、代わりといってはなんですが(^_^;)、コーカスレースのアレンジがオクトパス・コマンド化していました。テーマが終わってヴァイオリンとコントラバスのみのパートになり、その後徐々に楽器が加わって盛り上がっていって大団円を迎える、というパターンですね。私はてっきり２度目のアンコール用に最後まで取っておいたのかと思ってました(^_^;)。
そのアンコールがＴ−ＲＥＸというのも意外でした。昨年１１月のクロコダイルの２回目のアンコールで、某Ｉさんのリクエストで(^_^;)演奏したのは覚えています。その時はゲストで広瀬淳二が入って、アルバムテイクに近い感じでしたが、今回はレギュラーメンバーのみの演奏で、ちょっと変わった感じの演奏でした。アルバムテイクに比べて、ノイジーさが減った感じかな。
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