輪廻社95/11/22 渋谷クロコダイル
輪廻社のＣＤ発売記念ワンマンライヴです。
事前の告知の通り、ヴァイオリンの渡辺剛は欠席ということで、名物？の追っかけギャル軍団は来ていませんでしたが、まずまずの客入り。何より最前列で見れたのがラッキーでした(^_^)。ライヴは３０分の休憩を挟んでたっぷり２時間半。この会場はスタートが20時と遅いので、結局終わったのは23時。私は明治神宮前から電車１本で帰れるからいいけど、遠方の人はちょっと辛いですね(^_^;)。
音の方は予想以上にストレートに感じました。前半はゲスト抜きのギタートリオ編成とあって、ほとんど超バカテクハードロック大会、という印象。坪口の入った後半は清水がダブルベースを使ったりキーボードソロがかなり多く取られたため、ちょっとジャズロック色が強まったかな、という感じ。ジェフ・ベック・グループを引き合いに出すというのは、なるほど適切かな、と思いました。
曲のほとんどはテーマ＞ソロ＞テーマに戻って終わりというオーソドックスな構成なんですが、とにかくソロが半端ではない。曲の半分〜７割がソロという曲がほとんど。これを軽くこなしてしまう鬼怒さんの引き出しの多さ、フレージングの多彩さは、ホントに呆れてしまうほどです。特に面白かったのは、清水氏がダブルベースを弾く「砂漠のセレナーデ」での、アラビア風スケールのソロ。この辺の順応性はさすがです。
吉田匡のＭＣもたっぷり楽しめました。一番笑っていたのは鬼怒だった、という感じもしましたが(^_^;)。
輪廻社のＣＤは12/1発売ですが、会場で売っていたので一足早く買ってきました。渡辺剛入りの編成でのライヴも一度観てみたいな。
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