ＰＯＮ95/12/13 吉祥寺シルエレ
ＰＯＮのメンバーチェンジ後２度目のフルメンバーによるライヴです。会場は６〜７割くらいの入り。思うんだけど、ＰＯＮって新宿ピットインでやると必ず超満員なのに、シルエレでやるとどうしていつも、程々くらいの入りなんでしょう？ この日は平日だったというのもあるかもしれないですけどね。個人的にはゆったり見られて嬉しいけど(^_^;)。
以下セットリストです。
１．ＧＵ ＃６
２．ＧＵ ＃１０ （新曲）
３．ペテン師 ＃１２
４．ジョージ２世 ＃１
５．レジルミナチオン （委嘱作品）
６．９４年５月１４日 ＃２
７．ゲルテニーズ ＃１ （新曲）
８．ジョージ２世 ＃９
（休憩）
９．ジョージ ＃３
１０．ＧＵ ＃９
１１．ペテン師 ＃９
１２．ジョージ２世 ＃１０
１３．刑事コロンボ
１４．ＧＵ ＃８
１５．うそつき ＃４
１６．９４年５月１４日 ＃１
（アンコール）
１７．ＧＵ ＃２
１８．？（ゴッド・ウエムラのクリスマス・ソング）９月のライヴの前半でやったという「ＰＯＮ地獄」形態の演奏はなくて、鬼怒さが在籍していた頃のようなレギュラー形態に戻りました。広瀬もノイズマシーンは無しで全編サックス。個人的には怖いもの見たさで一度は「ＰＯＮ地獄篇」も体験してみたいかな、とも思ってるんですが(^_^;)。
クリスマス・プレゼントということで新曲が３曲。ＧＵシリーズはこれで打ち止めなのか、新しいゲルテニーズ（と聞こえました(^_^;)）というシリーズが始まりました。といっても別に今までのＰＯＮの曲と傾向はあまり変わってませんが (^_^;)。委嘱作品は誰が書いた曲かはＭＣでは明らかにされませんでした。
私は坪口ＰＯＮは初めて見ますが、やはり旧曲では「ああ、このフレーズは鬼怒が弾いてたなぁ」という聴き方になってしまいます。いや、後ろ向きだなとはわかってるんですけどね(^_^;)。坪口の音はほぼ全編アコピの音だったので、鬼怒がバリバリのロックトーンでソロを取っていた特に比べるとさすがに地味になってしまった印象は否めません。でも、モジュレータ系のエフェクトをかけたピアノでのソロや、坪口・清水・植村のトリオ演奏になったときの「疾走する過激なジャズコンボ」という感じの演奏は新しい魅力を感じました。
２度目のアンコールでは、ステージの上で「この譜面のここからここまで」という指示が植村から全員に出て、それを倍速で演奏して終わり。やっぱり最後は倍速じゃないとＰＯＮを聴いた気がしません(^_^;)。
次回ライヴ（２／１１新宿ピットイン）では、植村がピアノのために書き下ろした新曲が演奏されるそうです。
後半に菊地「タボックス」成孔氏がゲストで登場。といっても演奏ではなくＭＣでの登場でした(^_^;)。内容はＰＯＮのドイツツアーのビデオのプロモーション。３時間収録で当初６千円の予定が「俺ばっかり映ってるので、５千円に値下げ断行します」との事でした(^_^;)。希望の人は菊地氏に直接コンタクトを、という事でした(^_^;)。
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