さがゆきユニット96/02/14 新宿 PIT INN
バレンタインデーということもあって、来場者にはアンケートと一緒にチョコが配られました。私のは懐かしいパラソルチョコ。１．チェンジ・ユア・マインド
２．ジョニー・ハニーパー（新曲）
３．パルス
４．ハルシゲニア
（休憩）
５．ビヨンド・ザ・ホライズン
６．エンブリヨの囁き
７．ペンシルバニア・ランドスケイプ
８．キャサリン
９．フェアリーズ・フェイブル
（アンコール）
１０．オーバーチュア（新曲）私は昨年１１月の新ピでのレコ発ライヴを見逃してしまったので、ライヴを見るのは昨年７月の六本木ロマニシェス以来です。その時の印象は、この４人編成でのライヴが始動したばかりだったせいか、全体のまとまりは今一つ、でも個人技がそれを軽く補っておつりが来ちゃうほど、という印象でした。その後暮れの関西ツアーを初めとして経験値がアップしたせいでしょうか、前回とは比較にならないほどバンドとしてのポテンシャルがアップしているように感じました。特に前回のライヴでは見られなかった、坂本の「チェロをウッドベースのように弾く」プレイのせいで、リズムが非常に強力になっています。打楽器レスの弦楽器３人編成とは思えない位です。
４．や９．の爆発ぶりはもうお約束ですね。ボンフルがレコーディングのためにライヴ活動を休止しているので、ファンとしてはこれが楽しみで。９．のインプロ部は最初チェンバーぽい押さえた感じの演奏で、おや？ と思わせたんですが、それも後半の爆発の布石だったようでした。
新曲２曲もなかなか素晴らしかったです。２．は中世の架空の生物を題材にした曲。１０．はエンブリヨに次ぐ日本語詞の曲。さがの曲って古代や宇宙への純粋な憧れみたいなものが感じられるものが多くて面白いですね。
ＣＤ未収録の３．や７．も昨年７月に聴いたときよりもよりメリハリの利いたアレンジに変わっていて、大変いい印象を受けました。
今回はアンコール入れて１時間４０分くらいの演奏。スタートが遅れたのでこんなものかな。ちなみに昨年１１月のライヴはたっぷり２時間くらいやったそうですが、インプロ長かったのかな。
面白かったのは客席にマリ観の木幡の姿があったこと。勝井や坂本の縁なんでしょうけど、木幡が今日のライヴにどんな印象を持ったのか、ちょっと気になりますね。
さて、長らくライヴを休んでいたボンフルですが、レコーディングも無事終了したということでついに復活します。５／４（土）大阪クアトロ、５／２８日（火）渋谷クロコダイルが決まっているとの事。渋谷はワンマンです。ＣＤもライヴの頃には発売されているだろうとの事。楽しみですね〜〜
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