GONG96/6/8 渋谷ON AIR WEST
初日は整理番号１３番。のわりには随分前にいっぱい並んでるなぁ(^_^;)。というわけでポジションは真ん中３列目。まあまあかな。
開演はちょっと遅れて１９：１５分ほど。セットリストは２日ともロンドン公演とほぼ同じで、違いは"EAT THAT PHONE BOOK"と"FLUTE SALAD"の間に１５分ほど休憩が入ったこと、"SPRINKLING OF CLOUDS"の代わりに新曲が演奏されたこと、アンコールが"DYNAMITE〜SELENE"のメドレーだったこと位かな。
前半のセットはまさにヒットメドレーという感じの、鬼怒さんがマーキーで書いていたようなアレンの歌を中心としたロックバンドとしてのゴングをフィーチュアしたステージ。もう客席盛り上がりまくりです。
ティム・ブレイクのいないため、ピコピコ・シンセが少なかったのはちょっと残念でしたが、今のブレイクが入っても昔のような音は無理なようなので、仕方ないでしょう。むしろ"CAMEMBERT"の頃に近い、ソリッドなバンドの音になって個人的には非常に満足しました。
マレーブの"FLUTE SALAD"は最初はBAMBOO FLUTEを使った邦楽ぽいメロディのソロ、次いでオカリナのソロ、ピプ・パイルのドラムが加わってのヴォーカリゼーションとたっぷり聴かせてくれました。
後半は"YOU"の曲を中心とした、じっくり聴かせるという感じの内容。演奏的には、ロンドンで見たときにはまだ荷が重いなぁと感じたステッフィのギターは、格段に向上していました。特に"ISLE OF EVERYWHERE"でのギターソロは、ヒレッジぽいフレーズも随所に交えながらしっかり自分のスタイルで弾ききっていて、本当に素晴らしいプレイでした。あと、"CAMEMBERT"の曲でのワウワウを効かせ たプレイなんかを聴いていると、この人ヒレッジよりもアレンの影響の方が強いのかなぁ、と思ったりもしました。
新曲はステッフィの打ち込みによるトランス・ハウス系のリズムの上にアレンのグリス、ジリのヴォイス、マレーブのサックスなどの上物が乗る、という感じ。予想よりもゴングの音になっているという印象でした。これを聴くと、今のメンバーで制作する予定の新作はステッフィの占める割合が大きくなりそうですねぇ。イエスのトレヴァー・ラビンみたいになったらどうしよう(^_^;)。
マイク・ハウレットって人相変わったなぁ。まるでパンクスの兄ちゃんが出てきたかと思ってしまった。それにしても"YOU"の曲はやっぱりこの人のベースじゃないとしっくり来ないです。
ただまぁ、バンドアンサンブルに所々乱れがあったのは残念でしたね。特に最後の"YOU NEVER BLOW YOUR TRIP FOREVER"ではみんな顔を見合わせて「おいおい、どうしようか？」という感じの場面もありました(^_^;)。
しかし、アレンが「....テカンジ？」とギャル言葉を使ったのは倒れそうになったぞ(^_^;)。誰だ、日本語教えたの。
さて２日目。整理番号は前日より１番若いだけの１２番。なのにこの日は最前列しかもアレンの真ん前という最高の位置が取れました。これもひとえに伊藤さんのおかげですm(_ _)m
アレンがカメラを持ってステージに現れると、いきなり客席の写真を撮ります。ひょっとしたら、アレンのアルバムに「日本の観客」とかキャプション付きで私の写真が載ってるかもしれません(^_^;)。
とにかく場所が良すぎ！ 歌うアレンと視線が合うこともしばしばだったし、ラストで握手もしてもらえたし（ジリにまで握手してもらえた）。
話題の「３角帽子コーラス＆ダンサーズ」も、普通あんなことやったら客も怒り出すんだろうけど、ゴングのステージだとなんとなく「ま、いっか」で済んでしまうのが凄い(^_^;)。しかも、結構馴染んでいたりして(^_^;)。
あと凄かったのが終演後。ひょっこり出てきたアレンにサインをもらうことが出来ました(^_^)。あと、パイルにステッフィにジリにと計４人からサインをもらってしまった。このＣＤ（"BIRTHDAY PARTY"）、末代までの宝物じゃ(^_^)。
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