HI-SPEED,SOH BAND96/6/23 吉祥寺MANDALA-2
HI-SPEED
アルバムの印象と違って、この日のライヴではチェンバーぽい印象は薄かったような感じでした。g,b,dsのリズムセクションはほぼ固定で、上物がアナログシンセ×２、またはサックス＆クラリネットというパターンが多く、前者ではジャズロック風＋エレクトロ系サウンドという感じ、後者はかなりチェンバーぽい感じという印象かな。曲調も割とシンプルなリズムが続くものが目立ちましたが、リズムセクション（特にドラム）がシャープなため単調な印象は全く無し。中には、リズムマシンを使ったグラウンドビートぽい曲もありました。ベースはソロの場面ではストラップに付けたエフェクターのつまみを回しまくってノイジーで迫力のあるサウンドを聴かせます。最後はＣＤにも収録されていた、渋谷系というか７０年代フュージョンという感じの曲で終了。計４５分ほどのステージでした。
いい方に予想を裏切られた、面白いステージでした。今後も楽しみです。
SOH BAND
１．大変恥ずかしい
２．夏はいいなぁ
３．Black Outよこんにちは（旧タイトル：心にいつも暗闇を）
４．Dream Breaker
５．狂い咲きのバラード
６．暴れん坊内閣
７．Are You Happy?
（アンコール）
８．Humble Paranoia
こちらは対照的にアルバムの印象そのままに、迫力をアップしたステージでした。楽しげに爆走する宗＆清水のリズムセクションの上を、パワフルな竹内のサックスとノイジーな増田のギターという対照的なリード陣が暴れ回り、アンサンブルを渡部のキーボードが締める、という印象（これはＰＡの関係で渡部のソロが聴こえにくかったせいでそう感じたのかもしれませんが(^_^;)）。 アンコールも含めて１時間強のステージでした。
増田は高円寺百景の時に比べて、自由度が高いせいかのびのび弾いているように感じました。ギターシンセも使用していました。
宗のキャラクターはやっぱり楽しいですねぇ(^_^)。
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