BONDAGE FRUIT,ONI96/07/16 吉祥寺MANDALA-2
さが脱退ライヴとなったこの日。観客のミュージシャン率が高かったなぁ。出演者以外では津山、吉田、安紀（今日もANTONIO MUSCULOがＭＣネタになっていた）、伊藤憲司....等々。
・ BONDAGE FRUIT（鬼怒無月g,勝井祐二vln,さがゆきvo,高良久美子vib,大坪寛彦b,岡部洋一perc）
１．ホーリー・ローラー
２．金属の胎児
３．大地の子
４．オクトパス・コマンド
５．ターミナル・マンこの日のボンフルのキーワードは「捨て身」です。
エンディング定番の「金属の胎児」をいきなり２曲目でやっちゃうというのは凄い。昨年の安紀脱退ライヴの時以来になる（のかな？）「オクトパス・コマンド」も久々に聴けたし。この曲の中盤のさがのブチ切れヴォイスがもう聴けないかと思うと、寂しいですねぇ。
最後にさががマイクスタンドを倒すと、そこは堀口先生の席だった....最後でプレミアがついちゃいましたねぇ。
休憩中も大騒ぎです。さがが離れたところにいる吉田を呼ぶのに「ズビズバ〜」とか歌い出しちゃうし。
・ ONI（三橋美香子vo,近藤達郎kb,浦山秀彦g,植村昌弘ds）
続いて三橋美香子率いるONI。民謡ベースのパワーのある三橋の声を中心に、アコピのバッキングが特に魅力的な近藤氏のＫＢ、エフェクトとギターシンセを両足のペダルで操って独特のサウンドを繰り出す浦山のＧ、そしてほとんどＰＯＮの時と変わらない超タイトなドラムプレイの植村が一体となって、個性的な世界を作り出します。ベースレスの編成ですが、聴いていて全く違和感はありません。
サウンド的にもっと重暗いのを予想してたら、思ったより聴きやすかったという印象。近藤がシンセベースに回ってのラップ調の曲はなかなかのインパクトでした。これに限らず、ユーモアを感じさせる場面も多く、キッチンドリンカーになってしまうのもむべなるかな、という感じです（私は８／９のキッチンドリンカーは仕事で行けません。残念！）。アンコールの曲なんかは凄く爽やかな女声ポップス、という印象でした。
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