NICK DIDKOVSKY VS.HAPPY FAMILY96/08/03 吉祥寺MANDALA-2
NICK DIDKOVSKYの来日公演２日目。共演は永瀬欠席でドラムスに植村昌弘を迎えたHAPPY FAMILY。
・ HAPPY FAMILY（森本賢一kb,泉谷隆寛g,宮野達也b,植村昌弘ds）
１．暴走機関車
２．穴掘って埋める
３．東京駅で昇天
４．回る法廷
５．夜明けの親孝行（宮野作）
６．ノード社とリード社と（泉谷作）
７．三葉虫大注目の植村のドラムは、思ったより違和感ありませんでした。永瀬に比べてタイトな印象は受けましたが。植村がＨＦに合わせて叩いてた、という感じかな。でも、スティックを１日で４本折ったとか耳が死んだとかいう話を聞くと、大変だなぁという気がします。
４は前回のライヴからまたやるようになりましたね。６は２月の３人ＨＦで聴いたときにはもっと疾走感があったように感じたけど、この日のアレンジはリズムを重くしていたという印象でした。前回のアレンジも好きだったんですけどね。
ＨＦは楽譜を書かないので、植村は演奏を聴いて自分で楽譜を起こしたそうです。考えてみれば、楽譜無しで三葉虫とかやってしまう、というのは凄い話ではありますね。
・ NICK DIDKOVSKY SOLO
初日にやっていた「曲を弾くギターソロ」はなくなってしまい、ガムラン風とE-BOWを使った持続音によるうねり創出、の混合で３０分ぐらいやってしまいました。個人的にはちょっと残念。
・ DOCTOR FAMILY
１．CONDUCTIVE IMPROVISATION 1
２．CONDUCTIVE IMPROVISATION 2
３．CONDUCTIVE IMPROVISATION 3
４．CONDUCTIVE IMPROVISATION 4インプロに弱そうなＨＦの為に用意された企画がこれ。NICKがコンダクターになって、あらかじめ決められていたと思われる４人が弾くフレーズを即興で構築していく、という感じのもの。「ＨＦのリミックスみたいなもんですね」という声は言い得て妙です。
５．おとなの絵本
６．SPY BOY
７．ROCK & YOUNG
８．PRAGUE
（アンコール）ROCK & YOUNG上記５曲はＨＦ＋NICKの５人で演奏。
ＨＦの曲については、ＰＯＮにNICKが入るのとは違って、ギターが２本になってしまうのでハマリ度はそれほどでもないように感じました。それでも数段パワーアップしてる、という感じ。６はDOCTOR NERVEのファーストアルバム収録曲。ラストはＨＦがカバーするならやはりこの曲しかない、という感じの"PRAGUE"。これはドはまりでした。最高です〜。
アンコールは「当日券買って会場に来ていた」オリジナルドラマーの永瀬が入った模範演奏版の"ROCK & YOUNG"を再演して終わりでした。
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