さがゆき97/02/02 新宿PIT-INN
さがゆきのソロライヴです。
私がさがソロを見るのは、鬼怒・勝井・坂本を従えた通称「チェンバートリオ」での昨年２月のライヴ以来、約一年ぶり。今回のメンバーはさが(vo,toys)、フェビアン・レザ・パネ(p)、早坂紗知(sax)、吉野弘志(ac-b)、岡部洋一(perc,sample)の５人。なんだかDUA KALI SALJUとSTIR UP!の混成軍のようなメンバーですね。以下セットリスト。
１．ジェニ・ハニバー
２．パルス
３．同窓会
４．オーバーチュア
５．さかな
（休憩）
６．音霊・夢霊・言霊
７．モノニクス
８．エンブリオの囁き
９．フェアリーズ・フェイブル
１０．ペンシルバニア・ランドスケイプ
（アンコール）ハルシゲニアまず驚いたのは１．に付いていた歌詞。先週保谷でさがさんが「ヨッシーに詞を付けてもらうんだ〜♪」と明るくおっしゃってましたが、ホントに吉田さんが詞を付けちゃったんですねぇ(^_^;)。なかなか曲のムードにも合っていました。
以下しばらくＣＤ未収録の曲が続きます。２や４はチェンバートリオ時代に比べて、ベース＆ドラムスが入ったためずっと躍動感がアップしています。対照的に３や５のような日本語詞の付いた曲は、パネのこれ以上はないというくらい繊細なピアノに乗せて、実にしっとりと聴かせます。この辺のコントラストがかなりはっきりとしているという印象です。
６は新曲ではなく、６〜７年前に作った曲を引っぱり出してきたものだとか。７〜９のＣＤ収録曲はかなりジャズ色が強くなっていますね。特にモノニクスはこんなに変わるもんかと思ってしまうくらいです。アンコール前のラスト曲１０は鬼怒のアコギをバックに歌い上げるという印象が強かったんですが、これまた力強い演奏。この曲の歌メロには私は弱いです(^_^)。
演奏で目立っていたのは、最近特に爆発している岡部。トラップ・ドラムにジャンベ太鼓という通常セットに加え、タブラと陶器の壺、さらにまさかここではやらないだろうと思っていたサンプラーも演奏していました。岡部は２／２１の恵比寿みるくのROVOに加え、３／２のKICKSにも宗修司に代わって参加することが決定したそうで。まさに「ライヴシーンの対ドラムン・ベース要員」として今後の活躍も期待できそうです。REMIX誌に特集記事が載るのも近いか？(^_^;)
なお、今日の編成に次回からバンド名が付くとのことで、予想を募集中とか。
オパビニアは読まれてましたね＞川辺さん(^_^;)
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