BONDAGE FRUIT,さかな97/07/09 渋谷クロコダイル
ボンフルの3rdＣＤレコ発ライヴです。対バンのさかなの人気もあってか、会場のクロコダイルは開演時には満席の盛況でした。♪ さかな
全８曲、４５分ほどのステージ。
POCOPEN(vo,g)、西脇(g)、POP鈴木(ds)に加え、全編勝井(vln)がゲストで参加。私が前回さかなを見たのは２年前、２人のみの時。その時に比べて音の厚みや躍動感は数段アップしたんですが、ヴォーカルの印象度は前回の方が上だったかな。この日の曲の中では７曲目に演奏した"MY DEAR"が特に素晴らしい。ライヴで聴いて惚れ直しました。終演後店内で流れていたこの日のライヴビデオはなかなかの出来映えでした。そのまま販売すれば絶対売れるのにねぇ。
♪ BONDAGE FRUIT
1.ODD-JOB
2.WITH A STRANGE DEVICE（新曲）
3.影絵が消える
4.RECIT
（アンコール）
5.FROST AND FIRE本編７０分、アンコール２０分で計９０分ほどの演奏でした。終了時間は２３時。
新作ＣＤ"RECIT"収録曲を中心にしたセットながら、勿論どの曲もＣＤ収録ヴァージョンと展開をかなり変えています。新曲の２はツインドラムを活用した複合リズムによるテーマ部と、中間部は鬼怒＆勝井のソロ掛け合いがこれでもかとばかりに延々続く熱い曲。
岡部はＣＤＪを使用する場面がかなり多く、特に３は前半全くスティックを持たず、ずっとＣＤＪを操作していました。エレクトリックパッドも以前使用していたオクタパッド型ではなく、丸形のものに変わっています。これは叩くだけでなく、掌でこすって音を出すことも出来る物。ウェーヴ・ドラムと呼ぶそうな。４のアレンジは中間でヴィブラフォンソロになり、他のパートが徐々に加わってエンディングとなる、ＣＤテイクに近い形の物。これが決定版アレンジなんでしょう。
アンコールは高良以外のメンバーがステージに出てこない。観客の拍手に煽られて、仕方なく？ヴィブラフォンソロを演奏。その後岡部のＣＤＪをイントロにした高良・岡部の爆裂ドラムデュオ、そして５に突入。文句無しの流れでした。
鬼怒はアンプを新たに導入。マーシャルのスラッシュモデルという事でしたが、本人は「実はイジーの方が好き」なんだとか。