鬼怒＆勝井デュオ97/09/30 市川りぶる
鬼怒＆勝井デュオのライヴです。
１曲を除いては全てインプロで、前後半合わせて２時間弱のステージでした。鬼怒はセミアコのエレクトリックとアコースティックが半々の割合。８月に下北沢LADY JANEで行われた鬼怒・勝井・芳垣の延長線上の音で、芳垣がいない分アンサンブルの集中力には欠けますが、逆に自由度がアップし変化に富んだ内容です。全体的に暗黒度が高く、BLACK STAGEを思わせる部分もありました。セミアコ使用部分では、音量こそ押さえ気味ながらディストーションを使ったロングトーンでの演奏も。
後半の演奏途中で鬼怒のセミアコの弦が突然切れ、演奏を中断してしまうという一幕もありました。ボンフルのライヴ等ではそのまま続けてしまうところですが、小編成で観客も少なかったせいかな。直後にこの日唯一の「曲」カトルストン・パイをデュオヴァージョンで演奏。その後「ではさっき弦が切れてしまったところの続きをやります」とのことでしたが、これは１分弱で終了。要するに、そろそろ終わろうかと思っていたところで切れてしまったんですね(^_^;)。
この日は客入りこそ地味（６人(^_^;)）でしたが、充実した演奏でした。１２月にはこのデュオで大阪・神戸・名古屋ツアーもありました。
ボンフルは今年後３回のライヴを予定。１１／２９の渋谷・屋根裏はEX:IT誌の町田氏主催のクラブイヴェントで、ＤＪや対バンも入るようです。１２／２８の江古田BUDDYは、店が休みのところを強引に頼み込んでやることにしたとか。鬼怒さんも大変ですねぇ(^_^;)。
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