HAPPY FAMILY,ROYAL SQUEEZIT,
IL BERLIONE,CRANE97/10/19 渋谷LA-MAMA
「HAPPY FAMILYのもしもこんなライヴがあったならVOL.3」です。開場前の列はそれほどでもなかったので、「今回は顔触れが地味（エミさんいるけどね(^_^;)）だからかなぁ」と思いましたが、開演の頃には立ち見多数の満員となりました。♪ CRANE
１年半ぶりに見るCRANE。当時とはメンバーが変わっていて、ヴォーカルが抜けてギタリストがヴォーカル兼任の３人編成になりました。音の方も「ピンボールの魔術師」等のカバー曲中心からオリジナルに変わり、かなりヘヴィなものになりました。個人的にはこの路線の方が好感持てます。もちろんフロントの女性２人の色っぽいステージ衣装は健在でした。ここはランパブか？(^_^;)
♪ IL BERLIONE
１．水揚げ大臣
２．オペラ座間の怪人
３．喧嘩七人誰入る
４．HEALTHY FASHION PHASE 3このバンドも１年以上見てませんでした。１曲目の正統派ジャズロックナンバーから複雑怪奇なアレンジの曲まで、バラエティに富んだ選曲。特に村上の粘っこいベースは、私の守備範囲のバンドの中では個性が際立っています。
この日はドラマーの岩瀬が欠席で、代打は平川という人。この人、名古屋芸大を首席で卒業してコンサートティンパニ奏者をやっているとかで、あの複雑な曲をソツ無くこなしていました。
１曲目を聴いてると、このテの曲ばかりの選曲でクラブ系のイヴェントに出ても面白いんじゃないかと思うんですが、どうでしょう？＞町田くん（読んでないか）
４バンド出演なのに１時間演奏。時間大丈夫なのか？
♪ ROYAL SQUEEZIT
この２人を見てると、なんだかまだ神戸にいるように錯覚してしまいます。１曲目冒頭のクラシカルなインストパートが続くところはなかなか新鮮味ありました。たまにはこういう路線も面白いですね。
この日一番ウケたＭＣは、エミさんが昔のクラスメートと２０年ぶりに会ったという話。何でも渋さのルビーさんの知り合いだそうで（世間狭い！）、「そういや昔『大きくなったら外人になるんだ』って言ってたんだよね」という話も。この夢、実現出来たと言えるんだろうか？(^_^;)
♪ HAPPY FAMILY
１．いぬひも
２．おとなの絵本
３．アルツハイマー苦学生（新曲・泉谷作）
４．アメリカの写真
５．漁火（泉谷作）
６．水中禅問答
（アンコール）暴走機関車当初、ANEKDOTENのチェロ奏者をゲストに入れて１を演奏する予定だったそうですが、諸事情の為中止になったとか。
新曲３は泉谷作。おさえ目のリズムでスタートし、後半は長いリフの繰り返しで徐々に盛り上がって行くという、かっこいい曲。５は前回「漁火と漁業組合」というタイトルで演奏されましたが、泉谷の抗議でこのタイトルに決まったそうです。どっちもあまり変わらないという気もしますが。
６は京極夏彦の「鉄鼠の檻」にインスパイアされて書いた曲だとか。ホンマか？
結局全プログラムが終わったのは２３時過ぎ。お疲れさまでした。
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