ALTERED STATES97/12/09 新宿PIT-INN
裏番組のFAUSTを蹴って行って来ました、ALTERED STATESのライヴです。今回のライヴは以前とはちょっと機材が変わっていました。内橋はギターがＳＧからテレキャスターになりました。例によって盛大にエフェクターをかましているので、ちょっと聴いただけでは以前とあまり違いを感じません(^_^;) 。また、ナスノのベースもフレットレスに。振幅の大きいヴィブラート奏法などに威力を発揮していました。
セットは１０分前後の短いものが比較的多いもの。６月・９月のライヴで特徴的だった、リズムが混沌としたまま突っ走り、やがて全体がうねりながら収斂（しゅうれん）していくスタイルは今回はおさえ目で、タイトなリズムチェンジが目立ちました。出てくるリズムパターンも、レゲエやマーチ風など、一風変わったものが多かったです。
前半最後のセットは全員の爆走が１０分ほど続く壮絶なもの。このへんで終わるかな、そろそろ崩しが入るかな、という予想を裏切って延々と爆走し続けるのは即興勝負のアルタードならではです。
後半では、芳垣がドラムンベースばりのリズムパターンを演奏。これがBPMの速さ、スネアの裏打ちの入れ方等、実にかっこいいもの。これは踊れますよ、マジで(^_^;)。
アンコールは９月の「枯葉」に続くスタンダード・シリーズ第２弾"MY ONE AND ONLY LOVE"。しかもナスノはこの曲知らないんだとか(^_^;)。どうなることかと思ったら意外とついていってました。考えてみれば、普段の演奏は３人ともお互い知らない曲を演奏しているようなものですからねぇ。
前半途中から眼鏡を外したナスノ、後半は最初から眼鏡を外して登場したら、内橋から「なんか、顔変わってない？」「いや、ナスノちゃうかったら困るなと思って」と言われてしまいました(^_^;)。以下ステージ上でのやりとり。「そんな、誰だか知らんヤツがステージに上がるわけないやろ」「いや、前に一度あったで。京都でアルタードとELIOTT SHARP,ZEENA PARKINSが一緒にやったとき、ナスノが都合悪くて、代わりに津山が入ったことがあってな。SHARPと
PARKINSがビックリしとったで(^_^;)」「きっとあいつら、津山のことをナスノやと思いこんどるで(^_^;)」「全然違うもんねぇ」「....僕より津山さんの方が良かったということですか？」「今見た目の話しとるんや(^_^;)」「でも、見た目でで津山に負けたら相当悲しいよね」....いや〜、面白い漫才聞かせてもらいました（違うの？）。
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