マリア観音,GNU,RUINS97/12/17 高円寺SHOW BOAT
マリア観音、GNU、RUINSの豪華3本立てライヴです。
この日は開場18時、開演18時30分と平日のライヴとしてはちょっと早め。結局開演は18時45分頃まで押しましたが、19時だと思っていて最初を見逃した人も多いようでした。♪ マリア観音
1.?(新曲?)
2.地獄に墜とす
3.?〜人造の湖
4.漆黒界1番手がマリ観とはちょっと意外。1曲目は初めて聴く曲。恐らく新曲でしょう。木幡の吐きだす1語1語にバンドが一体となってアクセントを付加する、15分超の気合の入った大作。2はこの編成では初の演奏でしょうか。新鮮味ありました。3の後半は6月の漆黒界のライヴで木幡1人の弾き語りで演奏した曲。この曲はぐっと抑えたアレンジでじっくり聴かせます。4は前回ライヴとほぼ同印象。トータル1時間弱の演奏でした。
この日の木幡はほぼヴォーカル専任。ドラムやギターは演奏しませんでした。3の途中でギターをステージに叩きつけるパフォーマンスを見せた位。このギターは普段使っているテレキャスや黒レスポールではなかったので、叩きつけ専用なんでしょう(^_^;)。小森のピアノはアコピ音色は使用せず、全編エレピ音色でいつもとは違った雰囲気でした。
♪ GNU
DUB SONICの大蔵雅彦(sax)、HI-SPEEDの熊田グアム(ds)と高橋タイジ(b)、それに市松サウンド細工の石井洋次(g)の4人によるバンド。HI-SPEED系のモンドな音かと思ってましたが、実際には割と正攻法のジャズロック。もちろんハズシの要素や変拍子リズム等の仕掛けは随所に入ります。イルベルを思い出した、という声も。なかなか好印象でした。演奏は40分弱。
♪ RUINS
欧米ツアーから帰国したばかりのRUINS。もっとも佐々木と同行した津山は先に帰国していて、吉田は1人南米へ磨崖仏見に行ってたのだとか(^_^;)。
曲は今年になってからの新曲がほとんど。私は初めて耳にするのが数曲ありましたが、ここ何回かRUINSのライヴをさぼっているので、全くの新曲かどうかはわかりません(^_^;)。アンコールはおなじみプログレメドレーで、トータル1時間の演奏。
最近目立っていたエレパッドを使用せず、ギターシンセも抑え目でかなりストレートな音でした。海外ツアー効果か? MCで佐々木が「サンキュー」と言ってしまい、「まだツアーから抜けてないね」と言われる一幕も(^_^;)。
RUINSは来年5枚(!)アルバムを出す予定だとか。米レーベルから出る旧レパートリーを録音したもの、全くの新作、DEREK & RUINSのセカンド、小口健一と録音したキーボードトリオ版、そしてRON ANDERSONと録音したものだそうです。しかしほんとによく出るなぁ。吉田ファンとしては財布がツライです(^_^)。
名古屋聖家族が今年いっぱいで閉店することになったそうで、それを記念して?(^_^;)12/23(火)吉田・佐々木・津山の3人による"JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL"の凱旋公演が行われるそうです。前座として、吉田・津山・河端一の聖家族(バンドの方)も出演するとか。
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