NOVO TONO,ROYAL SQUEEZIT98/02/28 吉祥寺STAR PINE'S CAFE
この日は観客の出足が早かった！ 私が開場時間に着いた時には、すでに長蛇の列。１階席の最後列近辺となってしまいました。最終的に立ち見が後ろにずらっと並ぶ、というほどにはなりませんでしたが、席はびっしり満員です。
♪ ROYAL SQUEEZIT
まずはオープニングアクトのＲＳ。この日目についたのは勝井のアコースティック・ヴァイオリンの使用。途中エレクトリックも使用しましたが、なかなか新鮮味ありました。途中エミさんがピアノを離れ、ステージ前方に出てきて観客に手拍子を求める珍しい場面がありましたが、客のノリはいまひとつ(^_^;)。さすがにデミセミのようにはいかなかったか？ 後でMCで「これも曲の一部だと思ってください」「いや、みんなでいっしょにこーゆーことやったら楽しいかなー、なーんて」と言い訳？してました。
♪ NOVO TONO
植村＋西村のリズム隊がしっかりしていて、山本＋えとうの個性的だけど出しゃばり過ぎない上物が曲を構成する。時にはポップな流れを大友がノイズやスペイシーなエフェクト音でかき回す。最終的に出てくる音は大違いかもしれないけど、見ていて１月のSPANK HAPPYとの共通点を感じました。大友の音ネタがかなり重複していたので余計そう感じたのかも。PHEWの存在感やはり突出してますね。この日もＭＣは最後の「どうもありがとうございました」ひとことのみ、表情は演奏中ほとんど変わらず、我が道を突き進んでいました。曲調は各人の持ち寄りとあって多彩でしたが、やはり植村のＰＯＮそのまんまの曲はインパクトありますねぇ。
この日のハイライトはアンコール。山本がステージ前に出てPHEWと並んで「夢の半周」を歌いましたが、ゲストにアコースティック・ヴァイオリンを持った勝井を迎え、えとうがアコピに回ります。せっかくのゲストなのに勝井の立ち位置が山本の真後ろだったため、ほとんど見えませんでしたが(^_^;)。それだけでも面白かったんですが、後半山本のスキャットにPHEWがハモる場面、出だしでうまく合わなかったPHEWが思わずテレ笑いをこぼしてしまいます。いや〜、見ていてほのぼのしてしまいました(^_^)。
２組合わせて１時間４０分ほど、さくっと終わったライヴでした。前回(ON AIR WEST)見た人からライヴはいまいちだったという前情報を聞いていたんですが、今回はなかなか好印象でした。スタパはON AIRに比べて音響がいいので、それが幸いしたのかもしれません。