マリア観音98/03/28 東高円寺文化フォーラム
題して「エレクトレコード創立５周年（執念）記念祭」(^_^;)。
この日は何と、ダイレクトメール持参者は無料招待という太っ腹な企画。客入りは上々でした。
１．日和見
２．絶滅
３．死に神の唄
４．刺生活
５．宿命まみれ
６．漆黒界
（アンコール）地獄に墜とす
計１時間３０分の演奏。ここは普通の集会場のような場所で、ステージは無し。部屋の一角に機材がセッティングされ、パイプ椅子が並べられているだけです。すき間だらけの扉をはじめ、全く防音されていないようだったけど、周囲から苦情が来ないか心配(^_^;)。照明設備は無く演奏中は裸電球数個のみ。まさに地下ライヴの様相です(^_^;)。当日配られたチラシによると、マリ観はライヴハウス以外の場所での活動を模索しており、この会場でやるのもその一環だとか。ちなみに次回４／２７（月）もここでやるそうです。
ステージ前面には木幡のドラムセットが。客席に背を向けてというのは過去ありましたが、この日は客席を向いてセットされています。小森のキーボードにコルグの古いストリングアンサンブルが追加されています。こんな骨董品のようなキーボード、どこから探して来るんだ(^_^;)。木幡は珍しくギター無し。５ではトランペットを使っていました。
１月のライヴが曲数が少なく、木幡のドラムソロなど即興パートに多くの時間をさいていたのに比べ、この日は歌物中心の締まったステージでした。木幡は４と６で平野とドラムデュオを演奏。インストパートの一部といった位置づけでした。
３のイントロ部分で、河崎がタンゴ風の弓弾き演奏を披露。師匠の斉藤徹直伝か？
本セット終了後、木幡がメンバー紹介をする際、一人ずつに「どうもありがとう」と声をかけていたのが印象的。何か心境の変化でもあったんでしょうか？
終演後物販コーナーへ。１００枚限定のライヴＣＤが無かったのは残念でしたが、代わりに新作ビデオを購入。１月のツアーから１曲ずつ集めたもので、選曲も最近のライヴ定番曲ばかりなので、ファンの方は是非どうぞ。値段は２千円。
また、木幡の作った絵（版画？）も展示即売されていました。マリ観の曲のタイトルが付けられており、同じ作品でも台紙の色や柄が変えられています。内容はチラシやＤＭを見たことがあり人ならわかるでしょう、ああいう作風です(^_^;)。買って部屋に飾ったら夢に出そう(^_^;)。そういえば木幡さんって武蔵美出身だそうで。