BONDAGE FRUIT,有,KIRIHITO98/04/18 法政大学学館大ホール
法政大学学生会館大ホールで行われた、無料ライヴです。「新入生歓迎ライヴ」という名目の無料ライヴですが、別に新入生でなくても入場可能なので私も見に行ってきました(^_^;)。さすがに無料ライヴとあってか、普段ライヴハウスで見かけないような顔が多いです。♪ KIRIHITO
何だか私、やたら法政でKIRIHITO見てるような気がするなぁ。これで３度目か？昨年見たときはテクノ的要素を取り入れた演奏でしたが、この日はまたちょっと変わっていて、レイドバック的要素があったり、比較的淡々としたリズムの曲があったり。また新しい方向性を探っているのかな？ ドラムの早川がマイクを持ってヴォイスを入れるというのも初めて見ました。
♪ 有
以前から噂だけは聞いていて、見たかった京都のバンド。シンプルな３ピース編成での、ハードで適度な重さのスペース・トリップ・サウンドです。ヴォーカルが比較的しっかりとした発声の、日本語の歌詞というのが面白い。ギターは歌バックではハードロック的な刻みを多用、インストパートではディレイとワウを効かせたスペイシーなサウンド。ドラマーがキーボードも兼ねて、リズムレスのパートでＳＥ的な音を加えます。なかなか楽しめました。
♪ BONDAGE FRUIT ALT
１．ホーリー・ローラー
２．フロスト・アンド・ファイア
３．ストームバード・ストームドリーマー
４．プレイヤー
５．金属の胎児この日は高良、大坪が欠席で代わって植村昌弘、原田仁が加わる５人編成で、故に"ALT"が付きます。高良がヴィブラフォン兼任なのに比べて、植村はドラム専任なので、ソロパート時にメインのリズムを任されて岡部がジャンベ、コンガ、エレクトロニクスに回る場面が普段の編成よりも多く、新鮮味がありました。また、ツインドラムとなる場面では岡部＋芳垣時のKICKSを思わせる、ずらしをあまり入れずにパワーアップする形。私は最前列岡部寄りの位置で聴いていたのでバランスよく聴けたんですが、ＰＡの出音では植村の音が勝ってしまってバランスを欠いてしまっていたそうで。
原田はソロパート時のベースラインの崩し方が大坪には無いパターンが多く、これも新鮮味充分。３あたりはちょっと合わせるのに苦労していたようですが。
あと、鬼怒のシンセ＆コンボオルガンと勝井のサンプラーが久々に復活していました。どれも味付け程度の使い方でしたが、これもALT効果か？
個人的にはなかなか楽しめました。セミレギュラー化してたまにはこの編成でやるのもいいのではないでしょうか？