鬼怒＆足立兄弟98/05/02 大泉学園 in F
このライヴ、当初は鬼怒＆足立龍介デュオということだったんですが、いつの間にか鬼怒＆足立兄弟になり、さらに当日会場に来てみると一噌、壺井まで楽器持参で会場に来ています(^_^;)。結局、最大時５人編成でのライヴとなりました。保谷時代も含めて in F最大人数では？出演者も多かったですが、この日は客入りも凄い。立ち見が大量に出て、総人数２０人強だったでしょうか。もちろんin F最大でしょう。
１〜２．まず復活足立兄弟で２曲演奏。相変わらずの超難曲を勢い任せに弾ききってしまうのはさすがです。
３．鬼怒＆足立龍介デュオで「モダーン・オブジェクト」を演奏。この曲、私が初めてAUSIAを見た９４年１２月のライヴで演奏したのを聴いて以来です。懐かしい！ ギター２本用のアレンジでしたが、テーマ部での一噌のメロディが無いと曲の印象ががらっと変わるのが面白いです。途中ソロ部では３コードで２人のソロの応酬なんて場面もありました。アタックの強さと超高速ピッキングの足立龍介、キレの鋭さと正確なリフ刻みの鬼怒の２人のプレイは、実に対照的。
４．鬼怒＆足立兄弟の３人で「チャンス・ミーティング」。最近のAUSIAのライヴではおなじみの、足立宗宥がヴォーカルを取るブライアン・フェリーの曲。ここでも足立宗宥のフリッパートロニクス風エフェクトギターがイントロです。
５．一噌、壺井の入った５人編成で"VISIONS THAT YOU GIVE"。一噌は飛び入りのはずなのに２種の角笛、２本のリコーダー、能管各種を取り出し、「AUSIAの時より気合入ってるんじゃないの？」なんて声も(^_^;)。ヴォーカルマイクが１本しか無く、使えなかった壺井は音量面で割を食っていましたね。途中ソロの所から一噌がマイクをヴァイオリンの所に持っていてました(^_^;)。
（ここで休憩）
６．後半最初は足立兄弟で「エレファント」を演奏。
７．鬼怒＆足立兄弟で「マザーグース」。これもAUSIA定番ですが、足立龍介の超早弾きの裏メロが入ると懐かしさが感じられます。
８．５人全員で"IDIOT'S DELIGHT"。５での反省を生かして？ マイクスタンドのそばに一噌・壺井が並んで演奏。一噌はソロパートで「ハイサイおじさん」のフレーズを吹きます。いつもAUSIAのライヴのように一噌が「うちのオーストラリア産イエアメガエルが....」と話し始めると「これは足立兄弟のライヴなんですけど」とツッコミが入ります(^_^;)。
ここで私は仕事があるため途中退席。たぶんこの後、３０分は演奏していたと思われます(^_^;)。最後まで見られなかったのは残念でしたが、足立龍介復活を目撃出来て満足しました。特に５人での演奏時は足立龍介在籍時のAUSIAにも匹敵するボルテージの高さ。この内容なら新ピでやっても十分なのでは？と思わせるボリュームでした。
５／３１にin Fで行われる一噌のライヴは大ひちりき、タブラ（吉見？）、ヴァイオリン（壺井）を入れた４人で行われるそうです。凄い編成(^_^;)。