三橋美香子と総本山＋八木美知依98/09/24 江古田BUDDY
三橋美香子と総本山の結成２度目のライヴです。
メンバーは三橋(vo),近藤達郎(kb),勝井祐二(vln),植村昌弘(ds),そしてこの日はゲストに八木美知依(箏)が参加。１．鎮魂
２．ダークネス
３．遺棄
４．ミッドナイト・ハーバー
５．記帳
６．アリラン
７．プラブミーシャ（インドの曲）
（休憩）
８．リミット（前回「もっと（仮題）」として演奏された曲）
９．セメタリー
１０．それ程の事なのか
１１．楽日
１２．インプロ
１３．回覧板
１４．のろし
（アンコール）
１５．仏の顔八木は５〜７、１２〜１５に参加。この日は笛の望月が欠席のため、他の曲は４人編成での演奏。これだと結局、ＯＮＩと１人変わっただけという気もしますが(^_^;)、すっきりとまとまったアンサンブルで意外と良かった。欠席の理由ははっきり言いませんでしたが、どうやらしばらくは４人での活動になりそうだとの事です。
八木はかなりスペースをもらっての、自由度の高い演奏でしたが、歌物バックでもばっちりハマれるのはさすがです。竹井が抜けたのが逆に幸いして、バランス良くなったか？ ６〜７のエスニック系２曲での違和感も凄い。特に７は知らない人は絶対インドの曲には聴こえないでしょう(^_^;)。アンコールの１５では、弦はブチ切れ、駒は飛ぶなど久々に爆裂しました。この人、やっぱり凶暴です(^_^;)。終演後、片づけるアシスタントさんが大変そう(^_^;)。
１２は５人による集団インプロ。これも八木効果でしょうが、このメンツならこういうインプロパートがあってもいいと前から思っていたので、我が意を得たりというか。内容も良かったです。
４は三橋の曲にしてはまともなタイトルで、かえって他のメンバーから不思議がられたとか。後でＭＣの話題になっていましたが、私もさびの「波止場で待ってる」というリフレインが「墓場で待ってる」と聴こえました。これも人徳のなせる業か？（どーゆー人徳だ(^_^;)）
植村は口径の小さいスネアと大きいものを２つセットし、曲ごとや１曲の中で使い分けて演奏。スネアが変わるだけでかなり全体の音の印象が変わるのが面白いです。
勝井はマグマＴシャツ（それもユニオンの）を着て登場。マグマの来日公演に行けなかったので、もう着る機会がなかったんでしょうか(^_^;)。
ＭＣネタで面白かったのが、前日に三橋が見に行ったという邦楽のイヴェントで、巨大なハサミを持ち出してそれでリズムを取っていたという話。ついおかしくて笑ってしまったそうですが、私は話を聞いて赤天を思い出しました(^_^;)。
総本山は１１／２８はスタパでPHEWバンドと、１２／１４はMANDALA-2でＰＯＮとの対バンでライヴが決定。どれも植村掛け持ちというのが何ともはや(^_^;)。また、１１／３の明治大学の学園祭にROVOの出演が決まったそうです。一昨年のボア、昨年のBUFFALO DAUGHTERに続いての出演。勝井は「学園祭と聞くと妙に燃えるんだよね」とか。恵比寿ミルクのオールナイトがつらい人には朗報です。