HAPPY FAMILY,K FROM SPEARMAN,EX-GIRL98/10/18 渋谷LA-MAMA
開場前、入口そばの物販コーナーにCDに混じって、スタジオデモ録音のMDが限定４枚で売られていました。私はMD持ってないので買わなかったんですが、その後4枚とも売れてしまったとか。買っとけば良かったかなぁ(^_^;)。あとは、なぜか宮野の私物の本が。見たらマンガだった(^_^;)。「１冊１０円」と言ってましたが、宮野本人は「聞いてないぞ」。
・HAPPY FAMILY (19:10〜19:55)
１．腕組んで仁王立ちする男
２．アルツハイマー苦学生
３．わんぱく自己啓発
４．おとなの絵本
５．水中禅問答この日のオープニングＢＧＭは尺八と三味線による時代劇のサントラ風。メンバーはＫＢの森本をのぞく３人編成。この３人で演奏するのは９６年２月のここでのライヴ以来です。
１は泉谷のディレイを使ってドローン状に重ねたギターに、永瀬のドラムもシンバルやタムのロールを多用し、ＣＤテイクや過去のライヴとはかなり趣の違った演奏。そこから間を空けずに２へメドレー。冒頭部分はカットし、途中のリズムが走るところからのスタート。３は前回のライヴで初披露した新曲ですが、さっそくアレンジが変わって、ギターのワウ刻みとはねる５拍子ファンクビートを全面に押し出した演奏が前半追加され、曲が大幅に伸ばされています。テーマ部は後半にやっと登場。４や５を聴いても感じましたが、キーボードレスで上物が少なくなった分、リズムセクションの自由度が大幅にアップして迫力が増しています。文句無しの好演。
ＭＣは前回同様泉谷が担当していました。ちなみに森本はずっと客席で見ていました(^_^;)。
・K FROM SPEARMAN (20:15〜20:45)ＨＦが終わったところで帰る客多数。正面のフロア席ががら空きでちょっと気の毒です(^_^;)。もっとも、私も９月のライヴではＨＦだけ見て帰っちゃったんですけどね。
２組目はリズムマシンをバックにg&voのソロ演奏。静かな場面ではちょっと内省的な歌物かなと思ったんですが、それ以外は大音量のギターの洪水。リズムマシンがフレーズ・音色ともちょっとチープなのが残念。
・EX-GIRL (21:00〜21:30)ホッピー神山がプロデュースしているギャルバン３人組。いまどきのギャルバン風に愛想をふりまくg,70年代レトロぽいメイクとステージアクションのb,一点をじっと見つめながら直立不動で叩く（正面の席で見るとちょっとコワイ(^_^;)）金髪ショートのdsと、３人３様のキャラクターが面白い。音の方はbの人がキーボードを踏んで演奏したり、dsがスタンディングでフロアタムをバスドラがわりに叩くなど、脱力したKIRIHITOという感じも。あと３人のコーラスも多用しますが、これが曲の途中で唐突に出て来たり、妙な振り付きだったりと、いちいち変なのが面白いです。
会場にはホッピーも来ていました。女装じゃないホッピーを見たのって、すごく久しぶりという気が(^_^;)。