さがゆきSUARA OMBAK99/2/8 新宿PIT-INN
この日のメンバーも、いつものようにさがゆき(vo,toys)、早坂紗知(sax,perc)、フェビアン・レザ・パネ(p)、吉野弘志(ac-b)、岡部洋一(perc)の５人。
１．ハルシゲニア
２．THE BIRD SPREAD ITS WINGS
３．REEL ALONG
４．水の輪
５．YLANG YLANG
（休憩）
６．KLONPEN DANCE
７．BEYOND THE HORIZON
８．FAIRY'S FABLE
９．ペンシルバニア・ランドスケープ
１０．BELGRANO
（アンコール）
１１．パルス前回１１月のライヴで姿を消したファーストアルバムの曲が１，７，８と一挙に３曲も復活。１は最近のライヴ定番の即興による５分ほどのインプロが頭に付き、計２０分の演奏。７はSUARA OMBAKでの演奏は初めてでしょうか？ 旧ヴァージョンのフォーク／トラッド風とは違ったアレンジで楽しめました。８は中間部の展開でいきなりラテンジャズ風の演奏に。凄い疾走感！ はたしてここから元のテーマに戻れるか聞いてて心配したんですが、なんとか戻れて一安心。あとでさがさんに聞いたら「私もやっててどうなるか心配してたんだよ」(^_^;)。
４は新曲。「さかな」路線の日本語詞でじっくり聞かせる曲です。この曲や７といった比較的静かな曲には、岡部がWAVE DRUMでアンビエントな電子音を控えめな音量で加えます。場面によっては、元曲には無いスペイシーな効果も加わり、ユニークな演奏となります。
３，５，６，１０といった比較的新めの曲は、さらにアレンジが変わってぐっとメリハリのあるものになりました。
この日は普段と変わらない１１曲でしたが、時間が異様に長く計２時間２０分、終演時間は２３時にも及びました。ボリューム満点でしたが、欲を言うなら前回ライヴに比べて、特に前半演奏がやや荒かったのが残念でした。
４月２日（金）には、江古田BUDDYで初代さがゆきユニット（鬼怒無月＋勝井祐二＋坂本弘道）の再結成ライヴが行われます。これは必見！ ファーストの曲を３曲やったのは、この予告編だったんでしょうか？ また、４月１８日（日）、大泉学園 in Fではさが＋坂本＋千野秀一という、これまた必見の組み合わせも予定されているようです。今後も目が離せません。