WAREHOUSE99/3/23 江古田BUDDY
WAREHOUSE初のワンマンライヴです。
この日はレギュラーメンバーの鬼怒無月(ac-g,syn)、大坪寛彦(cb,kazoo)、高良久美子(vib,perc)の３人に加え、ゲストに清水一登(cla,kb)が加わります。１．エズネ
２．リキッド・バウンティ
３．こんな生活（大坪作)
４．カズー組曲＃３（大坪作)
５．ドードー
６．オーバー・スリープ（高良作）
７．カズーパンク（大坪作）
（休憩）
８．CAT BOX
９．カズー組曲＃５（大坪作）
１０．タンゴ（題名不明。終演後清水のところの進行表にこう書いてあった）
１１．WAREHOUSE VS.清水一登インプロ３番勝負
大坪＆清水
高良＆清水
鬼怒＆清水
１２．MOLE PEOPLE
１３．トオンキー清水は４〜７、９〜１３に参加。
初のワンマンということで選曲が注目でしたが、ぐっと新曲が増えていました。ＭＣで大坪が「出てくる音がおっぺけぺーなのに、演奏者はみんな真剣な顔で譜面をにらんでいる」と言った表現がぴったりの内容。変拍子や目まぐるしい場面展開を多用しながらも、受ける印象はひょうひょうとした、どこかトボけたものです。清水はクラリネット、バスクラに加え、鬼怒の用意したコンボオルガンを多用。これがなかなか効果的でした。
新曲では、３は高良がソロのスキャットヴォーカルを披露。高良ファンは感涙か？(^_^;) ５はタイトルどおり、清水を除く３人がカズーを吹きながらの演奏。しかし、これのどこがパンクなんでしょう？ 少々古めのＲ＆Ｒにしか聞こえないぞ(^_^;)。
ワンマンライヴならではの企画として（曲の少なさをカバーするため？(^_^;)）、１１が企画されました。VS.大坪はバスクラとベースのデュオから、いつのまにか変な声合戦に突入(^_^;)。VS.高良はノーマイクのＭＣ（雑談？)からスタート。話題はやっぱり鬼怒のＭＣへ(^_^;)。高良が曲展開を提示し、それに清水がクラリネットで合わせていく形。
VS .鬼怒はやっぱりのプログレ話でスタート(^_^;)。「このコンボオルガンいいなぁ。昔学祭バンドでよく使ったよ」「何やったの？ ＥＬ＆Ｐ？」「いや、もっとマイナーなやつ」「じゃ、トリアンヴィラート？」「....いや、そこまでマイナーなやつじゃ....（客席笑）」といった調子。「クォーターマスいいよねぇ」と話しながら、すぐにオルガンでワンフレーズ弾いてしまう清水はさすが。「この話、し出すと止まらなくなっちゃうから」ということですぐに演奏に移りましたが、個人的にはずっと続けてても良かったかも。ロフトプラスワンにギターとオルガン持ちこんで、オールナイトで語ってほしいなぁ(^_^;)。演奏は話の流れを受けて、鬼怒の刻みに清水がオルガンでプログレ風フレーズをどんどん折りこんでいく形で進みます。演奏中清水が「う〜む、プログレだ！」と叫ぶ？場面も(^_^;)。
アンコールは鬼怒の「曲がもうないのでこれで終わります」というあいさつで終了。てっきり"HOUNDS OF FATE"はアンコール用に残しておいたと思ったんですが(^_^;)。
ライヴ情報ですが、５月２日に渋谷クロコダイルでボンデージ・フルーツの昨年１２月以来久々のライヴがあります。スタジオ新作の録音が控えているという話もあり、期待大ですが、この日は裏番組で灰野敬二＋八木美知依＠下北沢LADY JANEもあり、選択に迷うところです(^_^;)。清水関連ではアレポスが４月２７日に吉祥寺MANDALA-2でライヴを行います。