HIGH RISE99/3/28 吉祥寺MANDALA-2
HIGH RISEのワンマンライヴです。
メンバーは成田宗弘(g)、南條麻人(b,vo)、羽野昌二(ds)の３人。演奏は休憩無しのぶっ通しで、アンコールも含めて７０分ほど。短期集中ハイスパートなステージ構成でした。曲はまさにPSYCHEDELIC SPEED FREAKそのままといったものばかり。羽野の加入で予想していたインプロ色は以外と少なかったです。
成田はペダルを３台も使用し、多彩なワウ効果を使い分けながら弾きまくります。南條は終始オーバードライブをかけたベースに、深いリバーブのかかったヴォーカル。羽野は手数・音量は文句なし。ただ、曲ごとのテンポを完全に把握しきれていないようで、一度南條が全く弾かずにやり直しになる場面がありました。やり直しの２度目も合わず。その後、南條からテンポをもらって３度目でうまくいきましたが、他にも演奏中に成田から指を上げるそぶり（もっとテンポを上げろ、の意か？）をされる場面が見られました。まだ羽野も溶け込んでいないのかな、と思いましたが、前回のライヴを見た人の話によると、今日はまだいいほうで、前回はやり直しがたびたびあったという事でした。う〜〜ん(^_^;)。
アンコール時、南條はエンディングで爆走しまくる成田と羽野を横目に、ベースを静かに置いて１人だけ先に退場。今回のライヴを最後に活動停止、という噂も出ているだけに、意味深な場面と映りました。果たして今後はどうなるんでしょうか？