渋さ知らズ99/5/3 吉祥寺東急デパート
これは、「第14回吉祥寺音楽祭」の一環として行われたもので、デパート裏のフラットなスペースに椅子を並べて臨時会場としたものです。私が着いた昼の０時頃から椅子を並べはじめ、座ってくつろいでいるとほどなくリハが始まり、予定の０時３０分から１０分ほど遅れて開演。１００席ほどの椅子席はほぼ埋まり、立ち見の観衆もずらりと並びます。客層もデパートの買い物客や通りかかった近所のおじさん・おばさんなど、普段のライヴとはかなり変わっているのが面白いです。
丸山涼子 大沼志朗 植村昌弘 石渡明廣 (kb) (ds) (ds) (g) 早川岳晴 松 オノアキ (b) (perc) (perc) 北陽一郎 古池さん 鈴木一郎 (tp) (tb) (g) 泉邦宏 川口義之 片山広明 リマ哲 吉田隆一 室舘綾 佐々木彩子 (sax) (sax) (sax) (sax) (sax) (fl) (vo) さやか 不破大輔 ペロ (dance) (dandorist) (dance)まず北、古池、吉田、リマ哲の４人が登場して、演奏しながら客席の中を練り歩きます。一回りしてステージに戻ってきたところで残る全員が登場して、「ナーダム」「反町鬼郎」からスタート。この日は歌ものは少な目でインスト中心のプログラム。演奏面では、地味な立ち位置ながらソロをかなり多く任されていた石渡のプレイが目立ちました。早川のベースはゴリゴリの硬い音色でロック／ブルース色の強いフレーズが目立ち、存在感がありました。途中、早川のベースの弦が切れ、この日はベースが早川１人しかいないため、ベースの弦を張り替える間、片山がワンマンショーで間をつなぎます(^_^;)。
無料のイヴェントにもかかわらず、７曲１時間３０分に及ぶ大サービス。ラストの「本田工務店」ではホーン隊が客席に繰り出し、逆に観客が前に押し寄せてステージ（といってもほとんど客席と区別無いですが(^_^;)）で踊りまくり、最後は両者入り交じっての大騒ぎで幕となりました。
４月１日に新ピで行われた「四月馬鹿渋さ」は、会場まで行ったんですが、観客のあまりの多さに負けて、帰ってしまった(^_^;)ので、とりあえずはリベンジ成功といったところでしょうか。