GONG97/09/03 京都磔磔
続いて２日目の京都公演です。
この日の会場の磔磔は、前日のクアトロに比べてステージ・客席ともにかなり狭い。逆に言えば、この会場でゴングを見れるというのはかなり贅沢であると言えましょう。客席前方にはテーブル席が出ていました。会場はもちろん後方に立ち見の山ができる超満員。会場の狭さも相まって凄い熱気でした。この日は開場の18時から１時間ほどYAMATAKA EYEのDJ。サワサキはライヴはありませんでしたが、開場に姿は見せていました。
19時過ぎにゴング登場。
1.INTRODUCTION
2.YOU CAN'T KILL ME
3.RADIO GNOME INVISIBLE
4.I AM YOUR PUSSY
5.POT HEAD PIXIES
6.I NEVER GLID BEFORE
7.PROSTITUTE POEM
8.HEAVEN'S GATE
9.EAT THAT PHONE BOOK CODA
10.DIDIER SOLO 〜 FLUTE SALAD
11.OILY WAY
12.INNER TEMPLE
13.OUTER TEMPLE
14.ISLE OF EVERYWHERE
15.YOU NEVER BLOW YOUR TRIP FOREVER
(ENCOIR) MASTER BUILDER前日のセットと比べての違いは、新曲とアンコールの"DYNAMITE"がセットから消え、"MASTER BUILDER"がアンコールに回されたこと。この会場は終演時間が厳しいので仕方無いでしょう。本セットで"MASTER BUILDER"を演奏しなかった事には違和感がありましたが、アンコールでの演奏を聴いて納得。全員後のことを考えずに飛ばしまくって凄い演奏でした。特にSTEFFYは彼のベストプレイじゃないかな？
演奏面では、MOERLENとHOWLETTのコンビネーションがますますアップしていて、リズムセクションの随所に遊びのフレーズが入ります。余りに詰め込みすぎて時々リズムを見失う場面もありましたが、それもまたこの２人の持ち味です。また、前日は参加しなかったORLANDO(アレンの息子)も後半ボンゴで加わりました。
前日感じたPAの不満も、この会場なら全く問題無し。最前列を取れたおかげで、MOERLENのドラムがほとんど生音で聴けたのが嬉しかった。
アンコール前にはSTEFFYが切れたギターの弦を交換しているインターバルにMOERLEN１人がステージに登場し、即席ドラムソロ＆アレンの口ドラムとの掛け合いを演奏する場面も見られました。
結局、今年の３公演は勿論、昨年の２公演や94年のロンドン公演も含めてもベストじゃないかと思えるほどの内容でした。
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