PEKKA POHJOLA98/04/04 渋谷ON AIR WEST
PEKKAの94年秋以来４年ぶりの来日公演です。
前回は南青山MANDALAと府中FLIGHTでのライヴでしたが、今回は会場をON AIR WESTにグレードアップ。２階席は開けなかったものの、１階の座席は全部埋まって立ち見も多数出ていました。
メンバーはPEKKA(b),SEPPO KANTONEN(kb),MARKKU KANERVA(g),ANSSI NYKANEN(ds)。前回来日時と同様です。
1.CHANGING WATERS
2.PEWIT
3.MELKEIN
4.BENJAMIN
5.TOY ROCK
6.RITA
7.SUURI KALLION RITARI
8.ORDINARY MUSIC
（アンコール）
9.NEW IMPRESSIONIST
10.HEAVY JAZZ
１はＣＤや前回ライヴでは無かったイントロ部を追加しての演奏。５は前半、ドラムはリム打ちのみ、ベースは高音域を使用しＣＤ版のイントロを再現します。後半はオルガン音色のKB、ベース、ギターのソロ回しが入ってＣＤよりはかなり長めの演奏。この曲のソロと３の中間部でのPEKKAの粒立ちの良い指弾きベースはさすが。８のイントロはＣＤ版通りピアノ音色によるKBソロ。演奏中他の３人は引っ込んで休憩を取りますが、SEPPOだけは休憩無しのフル稼働でした。８でANSSIはドラムセットに加えティンパニを使用。SEPPOの操作によるテープorサンプラーによるパーカッションのループを加え、パーカッションとのデュオだったＣＤ版に劣らない音の厚みを再現します。"RITA"のリプライズ前のストリングスセクションはシンセで代用。PEKKAは最初"PEWIT"のフレーズをちょっと弾いたのと最後に"RITA"のリプライズを演奏した以外は何も弾かず、ベースを下げたまま腕組みしてステージ中央に立っています。なんか妙(^_^;) 。
アンコールは２度。２曲とも"URBAN TANGO"収録の１０分オーバーの大曲をたっぷり聴かせました。個人的には９を演奏したのは意外。"IMPPU'S TANGO"はやるかと思ったんですけどね。
面白かったのが、KBのSEPPOがデータのロードを終える前にANSSIが曲頭のカウントを始めてしまい、「ちょっと待ってくれ」と制止した場面。以後、SEPPOが準備中にわざとカウントを始める場面がしばしば。う〜ん、お茶目な奴だ(^_^;)。
演奏内容は文句無かったけど、迫力という面では前回の小さなライヴハウスでの演奏の方が上だったかな。
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