GONG,花電車,DR.YS97/09/05 新宿リキッドルーム
レポート第３弾、最終日の東京公演です。
22時会場予定が30分ほど押して開場。23時15分頃、トップバッターのDR.YSのステージ開始。内容は名古屋公演とほぼ同内容でしたが、この日はスクリーンを使ったビデオが追加されていました。このビデオ、特に１曲目が笑えます。音的には名古屋に比べ、低音が強力で迫力が感じられました。
YAMATAKA EYEのDJを１時間ほど挟んで、意外にも２番手でゴング登場。０時40分から２時間ほどのステージでした。
1.INTRODUCTION
2.YOU CAN'T KILL ME
3.RADIO GNOME INVISIBLE
4.I AM YOUR PUSSY
5.POT HEAD PIXIES
6.I NEVER GLID BEFORE
7.PROSTITUTE POEM
8.HEAVEN'S GATE
9.EAT THAT PHONE BOOK CODA
10.DIDIER SOLO 〜 FLUTE SALAD
11.OILY WAY
12.INNER TEMPLE
13.OUTER TEMPLE
14.MASTER BUILDER
(ENCOIR)
15.DYNAMITE
16.YOU ARE I AND I AM YOU恐らく大阪公演と同じ曲順と思われます。やはり"ISLE OF EVERYWHERE 〜 YOU NEVER BLOW YOUR TRIP FOREVER"が無いとちょっと締まらないなぁ。東京公演はこの日が唯一とあって、観客の盛り上がりは前２日を遥かに上回っていました。最後の16は "YOU NEVER ...."の最後のコーラス部分のみ。３公演とも最前列ややアレン寄りという好位置をキープできた私は、なんと３度もアレンと握手してもらえました(^_^)v この日は観客が多かったので、前日までのように１人にワンフレーズかけてゆっくり握手する事は出来なかったようです。
MALHERBEのソロは、前２日にやったリコーダー２本吹きに加え、バンブーフルートによる日本風？のソロが加わっていました。その後の11では、前２日では無かったアレンの衣装替えがありました。この衣装が真っ白で羽飾りやCD多数で飾られた実にド派手なもの。これは館内大爆笑(^_^)。
12の途中でアレンのギターがトラブル。アレンのグリッサンドが出ないと次の13は演奏にならないため、復旧作業中ずっと12が演奏され続けます。結局10分くらい演奏してたでしょうか。この曲の過去最長記録でしょう(^_^;)。トラブルが直ってギターの音が出たとき、アレンが嬉しそうな表情を見せると、観客からも思わず拍手が(^_^;)。
ゴング終了後、再びYAMATAKA EYEのDJを挟んで３時40分から花電車のステージ。この日はHIRAを含む３人のgをフロントにkb,b,dsの６人編成。３人のエフェクティヴなギターを多様に組み合わせたサウンドです。最前列で見たおかげでギターの定位によるステレオ感もばっちり楽しめました。
今年２月に見たときは長尺物の曲を演奏していましたが、この日は短めの曲をメドレーで演奏していたようです。新譜からの曲か？ヘヴィさは抑え目で色彩感のあるサウンド。途中から出番を終えたアレンが舞台そでからずっと見ていましたが、特にラスト近くのシンプルな刻みが徐々に熱を帯びていく曲には大ノリの様子でした。和製トリップサウンドの存在感を示せたか？ 50分ほどのステージでした。
３公演を総括すると、曲目が最も充実していた名古屋、内容最高の京都、盛り上がり最高の新宿、といったところでしょうか。
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